徒然なるままに~遠野の秋と四季の空編~

 

 

 今回は心のままに書く雑記帳のような記事になりました!

 一枚目の写真は9月の遠野風の丘。

 お店に並んだ花ナスの色合いは、秋の夕暮れを閉じ込めて作ったような美しいグラデーションで、初めて見た時は思わず歓声を上げました。

 

 写真では色あせてしまいましたが、本物が列になって並べられている所はとてもきれいです。東北原産というわけではありませんが、こういった色々な植物に出会えるのも道の駅ならでは。(ちなみに、奥にあるのはかぼちゃの山。)

 

 正面玄関の前には、大人の身長の半分以上あるようなお化けかぼちゃもありました。残念ながら写真がないので、確認されたい方はぜひ足を運んでみて下さい。

 

 他にも、活動先の農家さんのお米で作った日本酒や珍しい野菜、様々な種類のりんごなどが、都市のスーパーにはない値段と新鮮さで販売されております。

 私がこちらにきて初めて知った野菜は沢山ありますが、夏~秋にかけてよく目にするのは福耳(ふくみみ)でしょうか。辛くないししとうのような形と味で、お肉と一緒に炒めて食べると美味しいです。

 

 夏にはパプリカ、ピーマン、ズッキーニやトウモロコシなど、みずみずしい野菜が並んでお店の中が華やぎますし、秋にはりんごや冬瓜、カボチャなど、存在感のある野菜たちがたくさん出てきます。またその量と大きさが、量販店の比ではない。デカイ!そして多い!規格外の出会いがあなたを待っています。

 こうしたお店だけでなく、所々にある無人の直売所でも同じように地元で採れた新鮮な野菜が並んでいますので、こちらも必見!

 

 

 そしてなにより、ここは空が綺麗。ということで、空の写真をご紹介しようと思ったのですが、折角なのでこれまでに撮った写真も一緒に、春から秋の変遷(へんせん)を載せてみたいと思います。

 

 ↑6月2日の附馬牛の写真。田植え後の田んぼと山も相まって、水面に反射する日の光が美しいです。6月なのに、夕方は少し肌寒かった記憶が…。風がひんやりとしていて、関東との差におどろきました。

 山の近くは空気が澄んでいますね。(附馬牛・笹谷観音近く)

 

 ↑夏も涼しい遠野。7月でも乾燥した風が平野を吹き抜けています。

 湿度がないせいか、日差しは強くても体感温度が低くてかなり快適。空気を吸い込んで目を閉じると、山を過ぎてきた風と稲穂がぶつかるザアッ…という音があちこちから聞こえてきました。(附馬牛・地区センター付近)

 ↑青々とした稲穂が一斉になびくのを見ていると、そこに何か大きな生き物が通っているような気がしてきます。

 田植えや草取りを経験したため、田んぼにかかった労力を想像できるようになり、きっとここの田んぼの方も頑張ったんだろうな…としみじみするようになりました。市内どこでも、稲が元気に育っているのを見ると嬉しくなりますね。(同上)

 

 

 ↑そして、秋。9月の空はひたすら広く、大きく、ゆっくりしています。いつまで眺めても飽きません。空気を吸い込めば吸い込むほど、体が浄化されていくような感じがします。(綾織・遠野風の丘)

 

  ↑秋の日暮れがやってきました。だんだんと空が暗くなり、一番星が輝く頃になると、西の空が真っ赤に燃え上がります。

 稜線(りょうせん)の向こう側で誰かが火をおこしているのではないかと思ってしまうほど見事な夕焼け。都市の建物に沈む太陽を見ても、この情感を得ることはできないでしょう。顔にあたる冷たい風を意識して、季節の移ろいを全身で感じました。

 

 ↑そして、冬が近づく11月27日。炭の中に息づく鮮やかな火種が秋の色だとすれば、冬の色は儚い虹。秋の空より色も薄く、見られる時間も限られています。(宮守町・達曽部)

 かすみがかった乳白色の空に、ほんのり付いた朱色とれもん色。品の良い着物のように淡い色合いで、薄い絹のカーテンを透かしたような輝きが空一面に広がっています。

 雪女が着る着物が真冬の雪色ならば、この着物は渡り鳥の置き土産…白鳥が連れて来た冬の始まりの色かもしれません。肌を刺すような北風が、本格的な冬が来ることを告げています。ここから本当に寒くなるんだなあ…。

 

 そんな季節の空を見上げつつ、今回の記事はおわりです!

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